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リサーチの実地調査報告論文が刊行されました

  • 執筆者の写真: RP広報
    RP広報
  • 2018年7月11日
  • 読了時間: 2分

 先日刊行された紀要『政策科学』第25巻第3号に、2017年夏の実地調査(島根県雲南市・岡山県津山市・真庭市)の調査結果をまとめた論文2報が掲載されました。

 一つ目の論文は、雲南市および津山市でのヒアリング調査をベースとした「台頭する「地域運営組織」の実態―雲南市ならびに津山市でのヒアリング調査をもとに―」です。現在、特に小さな拠点などの中山間地域の集落運営に対する有効性が注目されている地域運営組織ですが、その運営実態は十分明らかになっていません。そこで本論文は、ヒアリング調査の結果に基づいた分析から、不明瞭な地域運営組織の実態を明らかにすることを意図しています。

 二つ目の論文は、真庭市のバイオマス産業に関する取り組みを、民間企業と行政の関係性に着目してまとめた「真庭市のバイオマス産業政策の生成と展開」です。これまで、真庭市バイオマス産業の発展については、民間の自主的な勉強会“21世紀の真庭塾”を中心とした民間企業の連携に関心が集まっており、行政の役割はあまり検討されてきていませんでした。本論文では、現在のバイオマス産業に大きな影響を与えていると考えられる真庭市のバイオマス産業政策を整理し、その形成過程を検討しています。

 両論文共にWeb上に公開されていますので、興味のある方は立命館学術成果リポジトリで検索をお願いします。

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